皮膚科で始める育毛治療(男性型脱毛症)

男性型脱毛症は、思春期後の男性ホルモン作用によって、額の生え際や頭頂部の髪の毛が薄くなる状態です。髪の毛は、毛根部にある毛母細胞で作られます。この毛母細胞に指示を出すのが毛乳頭細胞です。

ところが、頭頂部や生え際に近い部分の毛乳頭には特殊な酵素があり、髪の毛が生え変わるとき、この酵素によって男性ホルモンのテストステロンが強力な男性ホルモンであるデヒドロテストステロン(DHT)に変えられます。このDHTの作用で、毛乳頭細胞は毛母細胞の増殖を抑制します。DHTによって毛母細胞の活動が抑制されると血流が低下すると考えられています。また、毛穴の途中にある皮脂腺の受容体にDHTが結びつくと、皮脂の分泌を多くし毛穴のつまりが生じ、発毛を妨げます。
当クリニックでの育毛治療は、DHTを作らなくする内服薬:プロペシアと毛乳頭細胞へ働き、毛母細胞に増殖促進作用をもたらす外用薬(ミノキシジル):ロゲインをアメリカから輸入して行います。NHKの「ためしてガッテン」でも放映された治療法です。

治療薬

プロペシア

フィナステロイドを有効成分とし、DHTの生成を阻害します。
1日1回1錠内服します。女性の服用は禁忌です。

ロゲイン

ミノキシジル5%含有。発毛を促進するタイプの育毛剤。
1日2回、1回1mlを髪の毛の薄い部分の頭皮に直接塗り、
手で伸ばしながら患部全体に擦り込むようにマッサージします。

料金

1ヵ月にかかる料金:
プロペシア(28錠) 11,200円
ロゲイン(1ボトル) 5,250円

治療経過

3ヵ月程で効果が出てきますが、1年間続けると十分な効果が現れます。
しかし、加齢によって退化した毛根をよみがえらすことはできません。
また、より効果を高める為に「血行を促進するタイプの育毛剤」を併用することもできます。
ご気軽にご相談下さい。